夏の終わりから秋が始まるころは、気温の変化が激しいだけではなく、気温の高さや室内の冷房、日ごろのストレスなどで体に疲れが溜まりやすくなってしまいます。

その時に免疫力が低下して風邪を引いたり、倦怠感や軽いうつ症状がなどが出るのと同じように、喉が詰まったような感じや違和感がでてしまうなど、いつもとは違った喉の変化が出てきます。

一瞬だけ風邪を引いたのかと思い医師に相談しますが、風邪ではなく咽喉頭異常感症という病気なのです。

咽喉頭異常感症

咽喉頭異常感症とはストレスや日頃の疲れ、喉を冷やすことによって気の巡りが悪くなることによって、様々な症状を引き起こします。

またストレスだけではなく、不安やうつ病などの心因的な症状、貧血や自律神経失調症の症状の1つとしても出てしまうこともありますので、これといった特定の原因がないのです。

その為、特定の病気の症状でしたら完治することによって自然と症状も治まりますが、心因的な症状の1つでしたら専門家に相談しながらも場合によってはカウンセリングも利用することになりますので、完治するまでに時間も掛かることがあります。

咽喉頭異常感症になりましたら、医師と相談することによって薬を処方されることもありますが、他の病気にて別の薬を処方されている場合には、半夏厚朴湯という漢方薬を処方されることもあります。

半夏厚朴湯

半夏厚朴湯は、「はんげこうぼくとう」と読みますが、主に喉の詰まった感じや違和感がある時に処方されます。

半夏厚朴湯をはじめ柴朴湯や柴胡剤、色々な原因で気の巡りが悪くなっていることから、気の巡りを改善することができる小柴胡湯が含まれ、この他にも空気の乾燥が原因でしたら麦門冬湯、副鼻腔炎や鼻炎など鼻の調子が悪くて喉にも影響が出ている場合には、半夏厚朴湯と一緒に小青竜湯や葛根湯加川キュウ辛夷などの症状に合わせて他の漢方と一緒に飲むことを勧められています。

体質によって漢方の効き目や効果が出るまでの時間が違ってきますし、人によって効果が感じないということもありますので、医師から処方された漢方薬でしたら改めて相談して別のものを処方してもらいましょう。

また咽喉頭異常感症の他に症状の自覚がなく、医師から処方された漢方薬を手に入れたい場合には、漢方薬なので漢方を調合し販売しているメーカーでも製造していますので、咽喉頭異常感症のみでしたら薬局やドラッグストア―でも気軽に購入することができます。

飲む分量は年齢によって違ってきますが、食事する前に水か白湯と一緒に飲みましょう。

一般的には漢方薬というと苦いや飲みにくい、効果が出るまで時間が掛かるというイメージが強いです。

しかし半夏厚朴湯の場合は、飲み方のコツさえ掴めれば、2歳以上の子供も飲ませることもできます。
症状によっては、医師から処方される薬よりも副作用のリスクが少なく、漢方薬が飲み終わっても再び同じものを薬局で買うことができます。

自分の体質や症状と合えば、身近に感じることができる漢方薬です。